東京マラソン移植者10キロの部は、なぜできたか

カテゴリー

2月25日は東京マラソンでした。

設楽選手の日本記録の更新、お見事でした。

このコースは確かにスピードの出るコースです。

このコースになったのは昨年からですが、私は昨年初めてのフルマラソン完走は東京マラソン新コースだったからコースの勾配がわかるんです。

東京マラソン移植者10キロの部は、なぜできたか
東京マラソン移植者10キロの部は、なぜできたか
都庁前のスタートから約7キロは下り基調のコースなので、走り出だしからスピードに乗れるでしょうね。

さて、東京マラソンには移植者の部10キロというカテゴリーがあります。

大会実施要項には、臓器移植者又は骨髄移植者と書いてありますが、このカテゴリーがなぜ東京マラソンにあるのか、それは東京マラソンが始まる前に遡ります。

今年の東京マラソンは第12回ですが、13年前までは東京シティロードレース10キロという大会がありました。

その大会に移植者10キロの部があり、その大会が今の東京マラソンに発展的に吸収される形でフルマラソン大会になったので、移植者の部10キロも引き継がれることになりました。
東京シティロードレース当時は成人の治療は骨髄移植しかなかったので、骨髄移植者になっていますが、抹消血幹細胞移植やさい帯血移植、自家移植の方でも走れます。

大会事務局に確認済みです。

大会実施要項を「骨髄移植者」ではなく「造血幹細胞移植者」に変更して欲しいのですが、誰がどう申し入れをすればそれが変更してもらえるのかな。

患者ランナーが組織的に日本造血幹細胞移植学会に陳情して、日本造血幹細胞移植学会が東京マラソン財団に申し入れするのかな?

東京シティロードレースに移植者10キロのカテゴリーができた経緯については不明です。

わかる方があれば教えてください。

東京シティロードレースに移植者10キロカテゴリーができた時の初優勝者が誰なのか、そこに答えがありそうです。

当時の有名なランナーが病気を骨髄移植を経て、復活したのからなのかな?

ランキングに参加しています。 ↓
にほんブログ村



※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。